矯正歯科の治療とは
矯正歯科は、いわゆる一般の歯医者さんとは少々異なる歯科です。
矯正歯科では虫歯や歯茎の治療ではなく、歯並びを整えるという治療を主に行っています。
歯並びの悪さや上下の歯の咬み合わせの悪さを矯正したいと思ったときにお世話になるのが矯正歯科です。
歯並びを治すと言っても、きれいに揃っていない歯を抜いて差し歯にすると言ったような強引な治療ではありません。
歯の生えている元となるあごの骨や、歯そのものにゆっくりと負荷をかけて調整してゆくのが歯科矯正です。
ですから一般的に矯正歯科での治療は数ヶ月から数年に及ぶ場合がほとんどです。
歯並びの悪さ、咬み合わせの悪さを専門的には不正咬合と言いますが、これを解消して、健康的で美しい歯を得るというのが歯科矯正の目的です。
この歯並びや咬み合わせの悪さで悩む人は少なくありません。
症状としても、一般的に出っ歯と呼ばれる上顎前突、受け口と言われる反対咬合、日本ではチャームポイントとされることもありますが、本来は不必要な八重歯、歯並びががたがたになっている乱ぐい歯など、いろいろなケースがあります。
矯正歯科ではこれらに代表される、主に歯の位置に関する治療を行います。
矯正歯科での治療は主にブラケットと呼ばれる、歯の表面に装着する固定器具を用い、ブラケットで固定したワイヤーで少しずつ、歯を引っ張るようにして歯並びを整えてゆく方法が多く用いられていますが、そのほかにも、症状がひどい場合にはあごの骨の手術などを行う場合もあります。
歯並びが悪い、咬み合わせが悪いというのは直接健康には関係ないような気がしますが、実際の所は上手くものが噛めなかったり、言葉を上手に発音できなかったりという弊害が多くあるのです。
またひどく乱れた歯並びや、上下のあごの位置に差がありすぎる場合は、見た目の問題から本人のコンプレックスとなってしまうこともあり、自信喪失や社交性に問題が出てくる場合も少なくありません。
このような多方面にわたる弊害を取り除くための治療を行っているのが矯正歯科です。
